待たせたな。ホワイト戦士 yuuya だ。( Twitter ホワイト戦士 Yuuya )
今日、私が伝えるのはブラック病院の特徴や実態、そして見極め方(待遇編)についてだ。
- 職場の待遇が悪すぎる・・この病院ってもしかしてブラック病院かも??
- 世の中のブラック病院ってどんな感じ?? 特徴は??
- 転職を考えているけど、転職先がブラック病院じゃないかどうかをしっかりと見極めたい・・・
そんな声がちらほら私の耳に入ってきていたからな。
私は今、業界の中では比較的クリーンな病院に勤務しているが、以前勤務した病院はまさに「ブラック病院」だった。
そして、どのブラック病院でもその要素を洗い出すと、大きく次の2つに集約されるんだ。
それが、、
○給与や勤務体制、休暇などの福利厚生を含めた待遇面
と
○職場の人間関係
の2つだ。
これらを一気に伝えるには、残念ながら私の体験談や伝えるべきことが多すぎて伝えきれん。(笑)
だから今日は、1つ目の「待遇面」について伝えていくぞ!!
是非、読んでいってくれ。
※「人間関係編」については以下にまとめてあるぞ。

>>>要注意!ブラック病院の特徴や見分け方を経験10年目が暴露!!(人間関係編)
目次
ブラック病院の特徴と共通点 -待遇面-
まずはブラック病院の特徴と共通点(待遇面)から伝えていくぞ!
私の実際の経験や、個人的に行った業界内の独自調査の結果、以下の特徴や共通点が判明している。
- 各職種の給与が平均の相場を大きく下回る
- 賞与が年度により大きく変動し不安定
- 交通費や各種手当が少ないorない
- 休暇が少ない
- 残業代の支給が少ない(申請できないor申請しにくい)
- 土日の研修や勉強会について振替え休日がない
ちなみに、公的病院よりも民間病院の方がブラック病院に該当している場合が多いな。
公的病院は県や市の給与表などに基づいて給与が決まっている場合が多いため、待遇が悪すぎるということはあまりない。
そして、病院の規模について言うと、これに関してはあまり関係がない。規模が大きい病院=待遇が良いとは限らないんだ。
先の待遇面について共通する点は、他業界のブラック企業も似たような部分が多いだろう。
また、他業界から見て病院という企業は、比較的待遇が良いイメージがあるかも知れないが・・・
医師を除けば、一般企業よりもはるかにブラックな待遇であることも多いのが現状だ。
ブラック病院の見極め方(待遇編)
次は・・
自分が働いている病院がブラック病院なのかどうか??
就職や転職をしたいけど、ブラック病院を選ばないようにしたい!!
そんな悩みを持つ者達のために、ブラック病院の見極め方を伝えておこう。
①ブラック病院の特徴と比較
まず第一に、先に伝えた「ブラック病院の特徴と共通点」と照らし合わせ、どの程度該当しているかを確認しよう。
全部で6項目あったが、そうだな・・・
3項目以上なら黄色信号。
4項目以上該当している場合はブラック病院の可能性が高いといっていいだろう。
5項目以上ならブラック病院確定。
6項目全て該当なら、早めの転職を検討した方が君の身のためだ。(笑)
②求人票の確認
次は主に就職や転職を控えている者向けだ。
必ず病院側が出している「求人票」だな。
以下の要素がある場合は要注意だ!
- 常に募集がでている
- 給与や賞与についての記載が曖昧
- 休暇が少ない
- 各種手当に関する記載がない(もしくはおおまかにしか記載されてない)
これらのチェック項目と照らし合わせ、求人票をしっかりと確認しておく必要がある。
ブラック病院は数々の罠を仕掛けている場合があるからな。
求人票については、以下の記事も参照してほしい。
求人票の隠された嘘を暴いているぞ!!

>>>求人票は嘘ばかり??違法・罰則必至のブラック企業の見分け方!!
③同業者との情報交換
3つめは同業者との情報交換だ。
研修会や学会などで、他病院の人間と知り合う機会が必ずあるだろう。
同じ大学や専門学校の友人で、他病院に勤務している者に聞くこともできるよな?
そこで、できる限り情報収集を行い、データを集めておこう。
そうするとおおよその基準値が分かってくる。
その基準値と比較していけば、自分が働いている病院がブラック病院かどうかの見極めができてくる。
また、就職活動をしている学生の場合は、卒業生とのコネクションなどを駆使して、できる限りの調査を行っておくべきた。
それを怠ると後で後悔することになる。
ブラック病院のリアルな実態 -待遇面-
よし、ここからは私が実際に勤務した前職場のブラック病院をモデルに、各項目ごとにリアルな実態を伝えていくぞ。
しっかりと確認しておいてくれ。
『給与』
まず、給与についてでだが、以前勤務した病院はとある地方都市の中心部にあっただんだ。
その地方都市の人口は約30万人。そこそこ大きい都市だな。
職種によって多少の差はあるが、その病院の給与は、その地方都市の公務員給与(同年代)の-3万円くらいだった。
いいか? 公務員給与もそこまで高くはないのはわかるな?
そこから-3万だ。
私は就職した際、家賃5万5000円のアパートに住んでいたが、生活するので精一杯だったぞ。。(笑)
仕事だけでもクタクタだったが、生活もギリギリ。
激務だったにも関わらず、あまりの給与の安さに1年目で辞めていく同期も多かったな。
『賞与』
次は賞与(ボーナス)についてだな。
病院という企業では、医師や看護師をはじめ、国家資格をもった集団であるため、賞与がでないという病院はほとんどない。
ブラック病院と言われる病院でも賞与はもちろんある。
ただ、その額だな。
先ほどの給与と同じように、同世代の地方公務員の賞与と比較すると、-15万ぐらいだった。
そして驚くなよ。
就職してからの数年間は、毎月の給与に、賞与から先払いされた1万円が上乗せされている。
意味が分かるか??(笑)
つまり、毎月の給与があまりに安いため、頼んでもいないのに、半年後に支払い予定の賞与から毎月1万円を、強制的に前借りさせられているって感じだな。
忘れもしない。
給与明細には「調整手当」と書かれていた。
もちろん、毎月上乗せされている1万円は実際の賞与の時にしっかりと引かれるぞ。
1万円×6ヵ月で6万円だ。
元々、同年代の公務員と比較すると賞与の額が約10万円ほど低い。そこに賞与の先払い分が差し引かれるため、約-15万の差になるってことだな。
おそろしいだろう??
これでは職員全体の満足度も引くく、常にピリピリしてしまうのも当たり前だな。
『勤務体制や休暇』
もちろん休みも公務員と比較すれば少なかったな。
私が最初に勤めた病院の勤務体制は4週7休制だ。(夜勤のある医師や看護師を除いた一般の正職員)
普通、公務員の場合は4週8休制だよな?
だから単純に1日休みが少ない。
たった1日と思うかもしれないが、この1日はかなり大きいぞ。
4週7休制(1休=1日休み) の仕組みは以下のようになっているからだ、
月曜 | フル出勤 |
---|---|
火曜 | フル出勤 |
水曜 | フル出勤 |
木曜 | フル出勤 |
金曜 | フル出勤 |
土曜 | 半日出勤 |
日曜 | 休み |
日曜は休みであるため、日曜×4回で4休。
そして、土曜日は半日出勤であるため、土曜半日休み×4回で2休。
さらにその月のどこか好きなところで1日休みが取れる⇒1休。
合計で7休という仕組みだ。
ここでポイントとなるのが(土)の半日出勤だ!!
就業時間は8時30~12時30まで。
でも実際は、12時30には退勤できるわけがない。
平日にたまった業務が山のように積み重なり、土曜日に片づけることになる。
だいたい帰宅するのは15時過ぎ。
ひどい時は17時を過ぎることもあった。
するとどうなるか分かるだろう。
土曜日もフル出勤と変わらなくなるんだ!!
実質休めるのは、毎週日曜日+好きな日に取得できる休み1日だけ=5日間の休み。
そうすると、実態としては4週5休制となる。
平日も帰宅するのは20時を超える。。これで5休となると、相当きつい。。
HP上では、求人欄のところに4週7休制としか書いていないため、学生達にとってはこの実態を就職前に理解することは不可能だ・・。
そして、もう一つ。
病院職員というのは、鬼ように研修や勉強会が多い。
そして、研修や勉強会はだいたい土日に行われる。
研修や勉強会で土日に出張しても、振替休日がなかったんだ。
そのため、土日の休みが完全に潰れる。
私が1年目の10月のことだ・・・。
全ての日曜日に研修や勉強会が入り、1日も休まず働いたという悪魔のような記憶がある。
今思えばよく乗り切ったもんだ。。(笑)
『残業』
これは病院に限らず、どのブラック企業でも問題になる部分だな。
ここで伝えたいのは、残業時間も問題だが、残業代がしっかりと支給されるか??ということなんだ。
私が以前勤務したブラック病院では、全部署に共通して、残業代の申請がしにくい「雰囲気」が浸透している。
先輩達が出していないのに、新人が出せるわけがないよな。
1日3~4時間は当たり前に残業する。
3~4時間×週6日×4週で=約72時間~96時間。
これだけ残業して、実際に申請していた残業代は月に1万円~2万円だ。
あの頃は無我夢中で働いていて、気が付かなかったが、、
今考えると、相当ブラックだな。(笑)
また、有給休暇も残業と同様だ。
先輩たちがほとんど取らないため、年に1日~2日程度しか使っていなかったな。
『手当』
良い病院とブラック病院で大きく差がでるのは、この各種手当だな。
一般的な企業だと主に以下のような手当があるな。
✅住宅手当
✅交通費
✅資格手当
✅扶養手当
この中で、私が勤めたブラック病院で支給されていたのは、、✅交通費と✅扶養手当のみだな。
交通費については、確か3000円/月程度。
車通勤だったんだが、ガソリン代で換算すると間違いなく足りてなかったな。
もちろん、交通費については、交通手段や通勤距離により職員ごとに支給される額は変わってくるが、どの職員の支給額も実際にかかる交通費の半額程度に設定されていた。
巧妙な仕組みだな。
これら手当は就職する前に確認すべき重要なポイントだ。
給与や賞与は平均的でも、各種手当が手厚いため、結果的に給与が高いという病院もあるからな。
待遇が悪い病院は人間関係もブラックになる!!

ここで重要なことを君に伝えておこう。
それは、、
福利厚生などの待遇が悪条件な病院は、高確率で「院内の人間関係も悪い」傾向にあるということ。
理由はシンプルだ。
基本的に病院という現場は超忙しい。
そんな過酷な現場で働いているにも関わらず、十分な待遇が受けられない。
そうなると人はどうなると思う??
心に余裕がなくなり、どんどんイライラし、他人に攻撃的になる。
この負のサイクルにより、院内での人間関係もどんどんブラック化していく。
これは実際に私が実体験で体感している現象であり、間違いない。
つまり、、
待遇の良い病院を選べば、人間関係も比較的良い職場に巡り合える確率が上がるということ。
これを必ず覚えておいてくれ!!
最後に
私が伝えられるのは以上だ。
ここまで読んで、ある疑問が湧くだろう。
なぜこんなにも待遇がブラックなのに職員が足りなくならないのか?ってことだ。
それには1つ理由がある。
それは、病院の規模が大きいため、各職種ともに経験を多く積めるということだ。
(学生にとっては、規模が大きいというだけでブランドになる)
組織はそれ知っている。
これくらいの待遇で、人件費を削りまくっても、新入職員は毎年入ってくる。
だからいくら辞められても困らない。
そう考えている。
私は、ここに本当の組織のブラックさを感じるんだ。
こういった待遇では、優秀な人材は数年経過すれば皆辞めていく。
それでは、一向に組織は育たない・・・。
今回の記事が、少しでも君たちの役に立ったら幸いだ。
(あれだけ苦労したからな 。笑)
これから、病院への就職or転職を予定している者で、絶対にブラック病院には当たりたくない!!
冒頭で伝えた、人間関係編も再度載せておくぞ!!
必ず見ておいてくれ!!

>>>要注意!ブラック病院の特徴や見分け方を経験10年目が暴露!!(人間関係編)
では、また会おう!!
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